ホームステイ先が決まるまで
友達をはじめとしたどんな人間関係にも相性があるように、ホームステイにも当然相性はあります。ホストファミリーはアメリカに、留学生の皆さんは日本にいるので、事前に会ってホームステイ先を決めることはできません。学校からの距離、お互いが興味のあること、ペットはいるか、アレルギーはあるか、ホームステイ先に小さい子供がいても大丈夫かなど、事前に希望を伺ってベストなマッチングを行っていきます。
学校から通える範囲で選定したホストファミリーの候補をお伝えし、その中から自分に合うと思われるホームステイ先を選んでいただき、第一希望のホームステイ先から受け入れ状況を確認していきます。ホストファミリーから受け入れが可能の連絡があればマッチング完了。到着後、空港からホストファミリー先に直接向かいますので、到着日に初のご対面です。
渡米後
多くのホストファミリーは、すでに何人もの留学生を世界各国から受け入れており、皆さんをとても歓迎してくれます。長旅の後で疲れているとは思いますが、ホームステイ到着後は、ホストファミリーに元気よくあいさつをしましょう。顔合わせをして、各家庭のルールを、スタッフと一緒に確認します。その中には、家賃の払い方、食事のルールなどが含まれています。ルールを明記した書類も渡されますが、後で疑問に思ったことは、はっきりホストファミリーに聞いてみるといいでしょう。
留学生が直面するホームステイでの文化の違いの例
おみやげ
アメリカにはおみやげの文化はありませんが、おみやげは日本の素晴らしい文化ですし、これからお世話になるホストファミリーとはじめの会話をスムーズに行うためにも、小さなギフトを用意するのはとてもよいことです。高級なものは避け、気軽にあげられる値段 (500円から1000円くらいのもの)が適切です。伝統的な民芸品や、洋菓子が人気で、あまり高価なものや、和菓子はあんこが苦手な方が多いため避けた方が無難です。
おみやげをあげるときのひとこと
Nice to meet you. Thank you for having me. This is for you.
はじめまして。受け入れてくれてありがとうございます。これはあなたへのプレゼントです。
ホームステイ先での食事について
多くのホームステイ先では、朝食と夕食がついています。朝食付きといっても、アメリカ人の多くは朝食を簡単にすませる場合が多いため、シリアルやフルーツなど買ってあるものを自分で準備します。ホストファミリーが食べないもので、食べたいものがあれば自分で購入するようにしましょう。食べられないときは、はっきりそのことを伝えるようにしましょう。我慢して食べる必要はありません。ここはアメリカらしく、失礼のないようにはっきり伝えれば大丈夫です。後から嫌いなことがわかると、なぜ早く言ってくれなかったんだということになりかねません。
I am sorry, but I cannot eat yogurt.
ごめんなさい、でもヨーグルトは食べられないのです。
共有の場
リビングルームやキッチンなど家族みんなが使う場所はホストファミリーと共同で使います。私物を置くのはなるべく避け、家族みんなが気持ちよく過ごせるように心がけましょう。
お風呂
お風呂に毎日入る習慣は、日本独特で、アメリカ、特にカリフォルニア州では水はとても貴重なものと考えられています。バスタブに湯をためてお風呂に入ることは極力避け、シャワーですませるようにしてください。
洗濯物
アメリカでは、洗濯物を外に干すことは外観を損ね、不動産の価値を落とすことから法律で禁止されています。乾燥機で乾かすのが一般的でどこの家庭にも洗濯機と乾燥機があります。洗濯機も乾燥機もアメリカらしく大きいので、毎日洗濯する習慣の日本とは異なり、洗濯は週に1回まとめて行います。機械の使い方がわからない時は必ず聞くようにしましょう。
Can you please show me how to use this again?
もう一度、これの使い方を見せていただけますか?
消耗品の購入について
シャンプーや洗剤などの消耗品は自分で購入します。買い物に行く時間がないときや、急に使いたい場合は、使って良いか聞いて、後から補充するようにしましょう。
May I use this? I will replace it later.
これ使ってもいいですか?後で補充します。
外出時
夕食がいらない日や、帰りが遅くなる日は必ず連絡しましょう。 門限を設けているうちは少ないですが、外泊する場合などは心配するので、事前に伝えておいた方がよいでしょう。
I am going to have dinner with my friend. I will not need dinner.
友達と夕食を食べます。夕食はいりません。
家賃
家賃の支払いは、申し込んだホームステイ先によって直接ホストファミリーに払う場合と、学校などを通して払う場合とに分かれます。事前に支払い方法と日にちを確認するようにしましょう。
保証金
ほとんどのホームステイで、$100~$250程度の保証金を支払うのが一般的です。こちらは、退出時まで保管され、何か特別に汚したり壊したりしなければ、この保証金は退出時に返却されます。
引っ越しする場合
短期留学の場合は、一つのホストファミリーに滞在することがほとんどですが、長期留学の場合で、ルームシェアーなどに引っ越す場合は、30日前にホストファミリーに連絡します。
相談のための現地サポート
オンハローアメリカは、アメリカを本拠地とし現地サポートを提供しています。はっきり感じたことを伝えるアメリカも文化と、まずは我慢する日本の文化では、ホストファミリーと留学生の間に行き違いが生まれることもあります。アメリカ留学中は、自分の家族も遠い日本にいますので、我慢するばかりでなく、周りに相談することはとても大切なことです。疑問に思ったこと、質問に思ったことは現地サポートスタッフに聞いてみましょう。
ホームステイ体験談はこちらから
Enjoy your stay with your host family!
Nguồn: onhello.com